「 Folding Candle Holder | 懐中燭台 」
江戸時代後期 - 明治時代の携帯用折りたたみ燭台。折りたたみの仕組みと高さ調整できる仕組みが素晴らしいデザイン。
骨や関節を思わせる稀有な雰囲気はフランスのキャビネ・ド・キュリオジテをも彷彿とさせる。ストイックに侘び寂びの場を作るのにも、枯れた古書や絵筆と合わせて静物画の絵にも似合う。
東芝の創業者である江戸 - 明治時代の発明家、田中久重(1799-1881)考案の燭台。
小皿が無い個体が多いものの今回は完品の大小の2種類。
インテリアオブジェ、キャンドルホルダーとして楽しみたい。
写真最後の2枚は江戸時代後期の絵師、葛飾北斎の映画「HOKUSAI」より。同手の燭台が印象的に登場する場面。
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